ヒロの株生活とその他イロイロ(投資は自己責任)

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災害に備えた生活環境

 千葉県で被災を受けた方々には、なんとか頑張ってほしいと願うばかり。東日本地震も募金ぐらいしかできかったが、人を支えたい気持ちがあっても、自分の生活も当然あるわけで、気持ちがあれば、自分のできる能力に応じてしてあげるのがいいと思う。私も災害被災経験はある。ただ仕事が老人施設の相談員なので、自分の生活よりも仕事優先になりがちだ。

 施設が停電おきて、職員数が少ない中、徘徊行動がある利用者をセンサー等なしで、どうやって夜間所在確認するのか‥どっか行ってしまう‥転倒が多発する‥とか‥、非常灯の確保、水、食料‥イロイロリスクを考えて、無い知恵しぼって、何とかみんなで乗り越えた。朝早く出勤し、仕事帰りは20時や21時にもなったもんだ。そこから家に帰り、自分の生活の対応となった。だが、私、備蓄だけはそれなりに備えていた。なぜ以前から、備えたかというと、仕事柄、昔の人は戦時中や戦後、食べ物や着るもの、衣食住の質が今より低かったわけで、相当の苦労をして、人生を歩んできた人たちによくその話を聞かされ、いまの若い人たちは幸せもんだな‥といつも考えていて、感謝して生きるようになった。また、昔の人がこれだけ苦労して、今の若い人は今の生活が当たりまえすぎて、(なんかおじさん臭い考えだが)、周囲をみていても感謝が少ないと感じている。昔の人はみんながみんな、悪いことしたわけでないのに、こんなに苦労を重ねてきた。私たちの世代にも同じように、いづれ大変な時代はやってくる‥私はいつもそう構えてきたので、苦に備えた人格づくりや備蓄を心がけていた。

 苦に備えた人格づくりは、前にも書いた「若いうちに苦労は買ってでもしておけ」につながる。苦の影響を受けて自分を取り乱し、自分の喜怒哀楽をそれなりにコントロールできないと、周囲からの気遣いや反感の意識が大きくなる。それが当たりまえであり、それでいいと考えるのであれば、ちょと自己中心的な生き方すぎるのではないだろうか…。うつ病などの精神疾患なども、もしかしたら、社会づきあいに心が折られ、自身の苦に対する耐性のなさが、招いているのでは?と思っている。

 ただ、人はそこまで完璧なそんざいでもないわけで、取り乱すことはある。時間を何年~何十年かけてでも、あった出来事やそれなりの人の支援もうけながら、自分で自己覚知し、最終的には、自身の力でそこから立ち上がる精神を養っていくことで、少しづつ苦に対する耐性がそなわってくる…と感じている。  

 備蓄は‥  つづく