信念と信仰
社会生活を歩む中で、信念と信仰は不可欠。
信念とは、絶対にブレないような自分の気持ちの強い塊を表す。生きていくうえで、この強さは必要だ。しかし信念だけだと、周りから頑固者だとか、石頭とか融通の利かない人とみられることにつながる。要は人付き合いに支障をきたす可能性がある。それでも信念を貫く人もいるけどね。
信仰とは、信念という自分だけのテリトリーから、足を一歩外にだし、周囲との協調性を深め、信じて任せきる気持ちの表れだ。人と上手に付き合っていく生き方のために必要なのだ。
こないだなんかのTVで、故)勝新太郎が、生前薬物所持で逮捕されたこと、莫大な借金をのこして亡くなっていったという内容で、妻の中村珠緒氏がその後、とんでもない額の借金を何十年だったか?かけて自身で一生懸命働き、返済した。一切、勝新太郎のことを恨んでいないという内容だった。
まさに妻として、夫に対する信仰心だなって思ったけど、同時に強い信念も持ち合わせているからこそできたこと。
凄いし、尊敬に値する!!
今の日本の離婚率からみると、必要だよね、この信念と信仰心が。夫婦はお互いに命がけで、愛を築き合わせていかなければならない。
改め、信念と信仰、どちらが一番大切という問題ではない。どっちも必要なのだ。
家族、社会‥すべてにおいてね。