今年は世界経済の停滞が深刻化する可能性が高い

　中国のウイルス問題が、これから世界経済に大きな打撃を与えると考えています。10年以上前、中国は経済成長にて人口14憶？のうち2～3憶人のニューリッチが誕生した。ようは成金人ね。この人たちが、世界中に旅行などして、爆買現象を引き起こし、日本経済もその恩恵を受けていたわけだ。旧正月の期間、またここ少なくとも3～4か月は、中国の成金の人たちは、海外には行けない環境にすでになってきている。62か国で中国人の渡航規制、中国も外国への渡航規制を発表している模様だ。人、物、金の流動に鎖国のような政策が一時的に入るものだから、これは、今年は世界中で景気の低迷が数字に顕著に表れるとみる。株をやっている人にも深刻な問題だ。日本株、米株、私の目のつけているベトナム株でも、慎重にならなきゃならない。ベトナムもチャイナマネーが不動産などに多量に流入している。中国のニューリッチだって、不景気になれば、財布のひもを締める。となると、世界中に飛びちっているチャイナマネーが、引き潮のように引いていく現象が考えられる。株は世界が絶望のようなときに、激下げするため、そこで仕入れないと大儲けはできないわけだが、ウイルス惨事から、他の経済惨事に発展するなんてことも、十分考えられる。

　ちなみに日本株で言えば、やっぱりどう考えても、今は医療関連の銘柄に日があたるとみているが、投機のお金も随分入っている。用心に越したことはない。

　今年の投資戦略は改めて、どうしたらいいのか、悩みますね。