コロナは経済打撃より、もっと深刻なことが起こりうる

　不安をあおるつもりではないのですが、コロナショックが経済に打撃を与えるのは、マスコミで言われている通りだが、私はみえる先のさらに向こうをみる癖があります。

　今、世界中にメイドインチャイナの製品が出回っています。食品から衣料品、機械のパーツ、100均一まで。これ、とんでもない量なんですよ。それこそ中国では物価高や人件費高騰もあって、世界中のメーカーがカンボジアとかベトナムとか、もっと人件費が安く、物をつくれる国に工場移転を起こしているが、それでもまだまだ、メイドインチャイナ製品は世界に必要とされている。その供給が一時的かどうかは分からないが、今回のコロナで途絶えることは確実に起こる。ということは、あらゆるものの物価高、そして品薄を起こし、お金があっても製品が手に入らない時期に突入するとみる。一過性ですめばいい話ですが‥

　戦後の昔の人はモノをとても大切にした、なんせモノがなかったのだから。バナナやカレーライスが高級品と言われていた時代だ。今、私たちの時代、モノが足りないなんて時代はほとんど経験してない、逆に知らずにモノはあってあたりまえ、モノを粗末にしている感覚の方が多いと思われる。

　ツケを払う時代が来るのだろう。身の回りにアルモノ、改めて感謝して使っていかないとね‥