差別即自然‥かな‥

　平等な世の中、平等を謳う社会がある。

　しかし‥例えば資格試験の合格は、勉強していない者には、合格するチャンスは低いもの。血のにじむような、努力を重ねたものには、合格するチャンスがグッと高くなる。社会的に見れば、みんな合格することが、平等でハッピーなのかもしれない。でも、世の中は、一人一人の努力の差で、差別化が行われることが自然になっている。まぁ、努力して合格した者から見れば、遊んでいる人も、なんか一緒に合格したら、首を傾げたくなったり、自分のモチベーションも下がってしまうこともあり得るだろう。そんな社会はなりたたない…と私は思う部分がある。

　もっと究極な差別即自然を言えば、別々の家庭に、同時期に生まれた二人の子供がいて、生まれてきて、一人の子供はすぐ、暖かい親環境のもとで生活ができ、もう一つの家庭の子供は、親からすぐ虐待を受けるケース。生まれてすぐ、何も努力もしていない時から、そのような生活環境の違いが明確になっていることが現実にある。生まれてすぐ、差別化が自然に成り立っているのだ。

　これは、もう、今世という物差しだけでは、どう考えても理解ができず、納得のできないことでしょう。たぶん前世というものが存在し、そこで何か因果応報的な何かがあったと考えざる得ない…と私は思う。信じるかどうかはあなた次第‥ってやつですね。