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日本円だけをあてにしない

 

為替により、日本円はほかの通貨の国に対し、円高や円安に動く。特に米ドルに対しては、連日ニュースで105円になったと毎日必ず情報が入る。

 円高になれば、例えば輸出企業のトヨタなんかは、自社の車の価値を安く外国に売るわけだから、利益が減ることになる。なんぼ売り上げふやしたって、為替の影響で利益が相殺されてしまう。

 この為替は本当にややこしいが、グローバルな世の中、人物金が国境を越えて自由に行き来する時代なのだから、その流れに応じて資産運用が必要だ。

 今は円高だから、円の価値があるわけで、円で持っていた方が安心なのだが、円安になると円の価値が下がるわけで、外国から仕入れる輸入品はそれだけ沢山の円を出さないと買えなくなり、国民にはその付けがまわり、物価が高いという現象を引き起こす。 

 もちろん今は金融緩和を世界的にしているわけで、一概にこの仕組みだけで物事を考えるのは浅はか。

 ベトナムに投資する理由は、経済が伸びていけば、それだけ高成長な企業が多いわけで、それが投資の理由だが、為替の事も考慮して投資しているつもり。

 ベトナムはクローリングペッグ制という通貨制度を採用、VNDを米ドルに連動させるペッグ制だが、完全に固定せず、状況にて少しずつ連動レートを変えていく。要はベトナム通貨(株)を持つことは、米ドルをもつに近い意味をもつ。

 超円安になったら、パンが1個200円、500円.1000円とのこともあり得る話なので、自分の資産の一部を外国通貨にしておけば、例えば、1万円という価値が円安で円の価値が落ちて、日本円では5000円という価値になった時でも、米ドルは逆にドル高になると考えられ、米ドルに両替しておけば、1万円が1万5千円という価値になるわけだ。

 自国の通貨安は実際に起きている、近年ではベネズエラ、アルゼンチン、最近は韓国もやばそうだ、ジンバブエアイスランド、タイ、ロシアなど、自国の通貨安により、物価が高騰するハイパーインフレ

 円だけで生活するしていると、いきなりこのようなハイパーインフレがやってきたとき、対応が早いに越したことはない。保険の意味合いでも外国通貨などを持つべきだと思う。